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ご挨拶

理事長 藤田 一雄

 組合員のみなさまには日頃より組合運営に対しましてご理解とご協力をいただき有難うございます。

 令和5年7月22日に開催されました第68回通常組合会におきまして理事にご承認いただき、8月1日の第6回臨時理事会にて再度理事長職を拝命いたしました。本組合の存在意義と組合員各位の健康保持・増進のため、2年間の任期を精一杯全うしていく所存でございます。

 本組合は北海道歯科医師会会員及びその事業所の従業員を組合員として、相互扶助の精神のもと、国民健康保険法に基づき組織された国保組合であるということは既にご承知のことと存じます。昭和33年7月に発足いたしました本組合も、2023年には創立65年を迎えました。現在は組合員数約 7,500名・被保険者数は11,700名におよび、年間の歳入歳出額は43億円余りという組織になっております。

 平成28年より「被保険者の所得水準の高い国保組合の国庫補助の見直し」により本組合の定率補助は、32%から24.0%まで段階的に引き下げられる予定でしたが、平成30年度に実施された所得調査の結果から、一人当たり課税標準額が上昇したことにより更に2.0%引き下げられ、令和2年度より22.0%となっており、更に下がる可能性も含めて組合財政に与える影響は極めて大きいものとなっております。

 オンライン資格確認は、患者の保険医療情報の共有を進めるための医療DXの基盤であり、保険者においては、マイナンバーと資格情報の適正な取得と登録について実施強化しておりますが、事務局の負担が増大している状況にあります。

 このような社会情勢の中で、本組合の役割を検証し、存続も含めて難問山積の現状に、組合員の皆様には引き続きご理解・ご協力・ご支援をお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。

 

理事長  藤 田 一 雄  

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