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健康料理レシピ

2025年5月号 枝幸町の特産 サケ

今月の特産品

 

味つけを選ばず、あらゆる調理法に向く万能食材のサケ

 

 宗谷管内の最南部に位置している枝幸町は、約58㎞にわたりオホーツク海に面しており、北見山系から連なる山々に囲まれた森と海の自然豊かな町です。

 沿岸部では漁業、内陸部では酪農が盛んであり、毛ガニ、ホタテ、鮭などの海の幸、ハチミツや山菜などの山の幸に恵まれています。

 枝幸の海の特産物である鮭の旬は秋ですが、一年を通して親しまれている食材なので、町のご家庭では鮭を様々な料理に使う方が多くいらっしゃいます。

 鮭はたんぱく質が豊富で、脂肪がやや少ないのが特徴です。血液をサラサラにする作用や認知症の予防に効果があるEPA・DHAや、抗酸化作用のあるアスタキサンチンも多く含み、生活習慣病やがんの予防に効果が期待できます。

 今回は、枝幸町ヘルスリーダーのカラダ元気で暮らし隊の皆さんにご協力いただき、醤油と米麹を混ぜて発酵させた調味料である醤油麹を組み合わせた鮭の健康料理を考案していただきました。

 醤油麹を組み合わせることでうま味をより強く感じ、甘みも加わるので、塩分を控えてもおいしく食べることができます。どちらの料理も簡単ですので、ぜひ作ってみてください。

(レシピ:カラダ元気で暮らし隊  文:枝幸町保健福祉課管理栄養士 森本久留美)

 

鮭の醤油麹ホイル焼き

今月の健康レシピ1
◆材料(2人分)
生鮭……………………2切れ(160g)
ぶなしめじ……………40g
玉ねぎ…………………1/2個(100g)
ピーマン………………1個(30g)
黄パプリカ……………30g
醤油麹…………………大さじ2(30g)
バター…………………10g
◆栄養価(1人分)
エネルギー204kcal、たんぱく質19.9g、脂質7.6g
炭水化物13.6g、食物繊維2.1g、食塩相当量1.2g

 

作り方
①ぶなしめじは石づきをとってほぐす。玉ねぎは半分に切り、7~8㎜厚さの薄切りにする。
 ピーマンとパプリカは種をとり、小さめの乱切りにする。
②30㎝長さのアルミホイルを用意し、ホイルの真ん中に玉ねぎを並べる。玉ねぎの上に鮭をおき、
 鮭の上や横にしめじと野菜を添える。
③バターをのせ、醤油麹をかけて、隙間ができないようしっかりと包む。
④水を加えたフライパンに鮭を包んだホイルを並べてふたをする。中火で5分かけた後、
 弱火に落として10~15分ほど蒸し焼きにする。
⑤アルミホイルの口を開いて火の通りを確認し、火が通っていたらホイルごとお皿に移す。

 

鮭の酢豚風

今月の健康レシピ2
◆材料(2人分)
生鮭………………………2切れ(140g)
 醤油麹………………………小さじ2(10g)
 酒………………………小さじ1(5g)
 おろししょうが……小さじ1(6g)
かたくり粉……………大さじ1(9g)
玉ねぎ…………………1/2個(100g)
ピーマン………………1個(30g)
なす……………………1個(70g)
さつまいも……………1/4本(50g)
揚げ油…………………適量
【A】
 砂糖…………………大さじ1(9g)
 かたくり粉…………大さじ1/2(4.5g)
 酢……………………大さじ1と1/2(22.5g)
 中華スープの素……小さじ1/2(1.5g)
 醤油麹………………大さじ1(15g)
 水……………………150ml

◆栄養価(1人分)
エネルギー314kcal、たんぱく質17.7g、脂質12.2g
炭水化物31.5g、食物繊維2.7g、食塩相当量1.3g

 

作り方
①生鮭は1切れを3~4つに切る。醤油麹、酒、おろししょうがに漬けてもみ込み、約15分おく。
 ペーパータオルで鮭の水けをふき、かたくり粉をまぶす。
②玉ねぎは1㎝幅に切る。ピーマンはへたと種を除いて、一口大の乱切りにする。なすは縦半分に
 切り、一口大の乱切りにする。さつまいもは縦半分にして、5㎜厚さに切る。
③揚げ油を170℃に熱し、さつまいも、なす、ピーマン、玉ねぎをそれぞれ火が通るまで3分ほど揚げ、
 油をきる。鮭は、中に火が通るまで5分ほど揚げ、油をきる。
④鍋に【A】の調味料を合わせ、混ぜながら中火にかける。とろみがついたら揚げた野菜と鮭を
 加えて、あんをからめる。

 

 

 

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